2026.07.01 学生服・体操服
制服モデルチェンジはいつから?検討〜入学の2年間
学校の制服モデルチェンジは、検討を始めてから入学式で新制服をお披露目するまで、おおよそ2年かかることが多いプロセスです。全体は構想・合意形成、デザインと仕様の検討、告知・採寸・納品という3つのフェーズ・9つのステップに分かれており、本記事ではそれぞれの動き出す時期の目安を、検討を始めたばかりの先生方に向けてご紹介します。
目次
なぜ「検討開始から2年」が目安になるのか
学校の制服モデルチェンジは、検討を始めてから新しい制服が入学式でお披露目されるまで、通常1年〜2年ほどかかることが多く、全体としてはおよそ2年を見込んでおくと安心です。デザインの決定だけでなく、生徒・保護者・教職員との合意形成、告知活動、採寸や販売の準備まで含めると、想像以上に多くの工程が必要になるためです。
私たちがご相談を受ける中では、「まだ早いのでは」と思われている段階から動き出したほうが、結果的に無理のないスケジュールで新制服を迎えられるケースが多い印象です。ここでは、モデルチェンジ全体を3つのフェーズ・9つのステップに分けて、それぞれの動き出す時期の目安をご紹介します。
PHASE01 構想・合意形成(目安:入学の1.5年〜1年前)
最初のフェーズは、制服モデルチェンジの土台となる「なぜ変えるのか」「どんな制服にしたいのか」を固めていく期間です。
STEP01 ヒアリング
学校が抱えている課題や、新制服に込めたい想いを丁寧にヒアリングするところから始まります。デザインの好み、機能面の要望、予算感など、学校ごとに事情は異なります。
STEP02 方向性の確定
ヒアリングの内容をもとに、新制服の大まかな方向性を固めていきます。この段階では、生徒・保護者・教職員向けの学校専用アンケートを作成・提供し、当事者の声を反映しながら合意形成を進める方法をおすすめしています。
STEP03 メーカー選定
方向性が固まったら、実際に制服を手がけるメーカーを選定します。書類による選定や、プレゼンテーション形式でのコンペなど、進め方は学校によってさまざまです。
なお、ブランドとのコラボレーションによる完全オリジナル制服を目指すプレミアムプランの場合は、ビジョンヒアリングを入学の18ヶ月前から始めることをおすすめしています。構想段階から時間をかけたい場合は、早め早めの動き出しが特に重要です。
PHASE02 デザイン・仕様の検討(目安:入学の4ヶ月前まで)
方向性とメーカーが決まったら、具体的なデザインと仕様を詰めていくフェーズに入ります。
STEP04 デザイン・仕様検討
生地の色味や柄、シルエットなど、新制服の具体的なデザインを検討します。あわせて、機能性や耐久性といった仕様面もこの段階で詰めていきます。
STEP05 付属品やオプション品の確認
ワッペンの有無や夏服の導入など、付属品・オプション品についても確認していきます。ワッペンやボタンのデザインを生徒自身に考えてもらうことも可能で、学校生活への愛着づくりにつながる取り組みとして選ばれる場合があります。
STEP06 最終決定
試作品を確認したうえで、デザインと仕様を最終決定します。ここから生地・資材の手配や縫製など、実際の生産準備が始まります。
PHASE03 新制服告知・採寸・納品(目安:半年前〜入学)
最後のフェーズは、決定した新制服を学校の外に向けて発信し、実際に生徒の手に届けるまでの期間です。
STEP07 告知活動
学校のホームページや学校説明会などを通じて、新制服の告知を行います。写真撮影や資料作成、お披露目の場づくりについてもサポートしています。
STEP08 販売方法の決定
新制服をどのように販売するか、方法を決定します。入学前の限られた期間に新入生全員へ確実に制服を届ける必要があるため、採寸から受け渡しまでの段取りを、この段階で具体的に固めておきます。学校の規模や地域の事情によって適した進め方は異なりますので、学校とすり合わせながら決めていきます。
STEP09 入学式の準備
採寸・販売・納品を進め、入学式に間に合うよう準備を整えていきます。採寸にはDXツールを活用し、多くの新入生のサイズを効率的かつ正確に把握できるようにしています。納品して終わりではなく、地元札幌の自社拠点でサイズ直しや修理に対応していますので、入学後に体格が変わった場合もご相談いただけます。
全体スケジュールの早見表
| フェーズ | 主なステップ | 目安の時期 |
|---|---|---|
| PHASE01 構想・合意形成 | ヒアリング/方向性確定/メーカー選定 | 入学の1.5年〜1年前 |
| PHASE02 デザイン・仕様の検討 | デザイン・仕様検討/オプション確認/最終決定 | 〜入学の4ヶ月前 |
| PHASE03 告知・採寸・納品 | 告知活動/販売方法決定/入学式準備 | 半年前〜入学 |
プレミアムプランのようにブランドとの共同開発を伴う場合は、ビジョンヒアリングの開始が18ヶ月前からとなるなど、プランによって動き出す時期が前後することもあります。まずはご自身の学校がどのフェーズから始めるべきか、目安を確認しておくとスケジュールを立てやすくなります。
まずは早めのご相談を
制服のモデルチェンジは、検討を始める時期が早いほど、生徒・保護者・教職員との合意形成やデザイン検討にじっくり時間をかけられます。「そろそろ検討を始めたい」「まずは進め方を知りたい」という段階でも、ぜひ無料相談窓口までお気軽にお問い合わせください。

WRITER
北海道菅公学生服 ユニフォームストーリー編集部
「ユニフォームストーリー」は、北海道で制服とユニフォームをつくる私たちが、現場で見聞きしたことを綴る場所です。学校の制服のこと、働く現場のユニフォームのこと、そして北海道ならではの工夫のこと。学生ユニフォーム事業課と企業ユニフォーム事業課のスタッフが、かわるがわるお届けします。